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サウンドシステムエンジニアリング

1992年10月に日本語訳で出版された音響理論の本
すでに絶版になっていると思われる。

デジタルで音響測定ができるようになった技術でそれまでの多くの
技術が想像によって作られてきたことがわかって、新しい技術体系が
その後の測定技術に発達してゆく基礎となった。

アメリカのスピーカーメーカーを訪問したときに聞いた話では
クロスオーバーネットワークの設計方法と
スピーカーボックス、高域用ドライバーのホーンの設計まで
すべてが変わって製品をすべて作り直したという話を聞いた。

音響理論の基礎として時間、エネルギー、周波数の3要素の相関関係を
環境に影響されないで測定する技術が開発されたことで、音響システムの
出力される特性を正確に分析できるようになった。さらに、音の反射から
干渉してできる残響を分析することやレーザーの解析技術の応用など
幅広い分野との理論の整合性が可能となった。

その後FFTを使ったリアルタイム解析の技術に発展していくわけだが、
その基礎となった理論を日本ではなかなか受け入れてもらえない状態だ。

技術の基礎となるのは時間を測定することで特定の周波数の位相を
目で見ることができるようになったことだと思う。
イコライジングという音楽的な音響処理が位相的にどのような意味を持つのかを
アナログ音源で確認しておくと音響空間をリアルな音場にすることが可能になる。
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